看護師を辞めたい理由が人間関係の人へ

人の意見を聞く姿勢が大切

何か意見をした時にすぐに否定する人がいます。そういった人は、自分が正しいと思っているのですぐに言い訳をする事が多いのです。確かに意見の仕方や注意の仕方によっては拒否したくなる場面もありますが、あからさまに人の意見や注意を無視してしまうと会話は成立しません。それどころか意見をした人は自分を否定されたと思ってしまい、その後会話をしなくなる可能性もあります。これでは良い人間関係も作れません。
ですので、人の意見や注意はまず素直に耳を傾ける事が必要です。相手の話を全て聞いたうえで違う部分があるなら正していけば良いだけです。また、その逆に意見や注意をする立場の人も頭ごなしに言ってはいけません。相手がどうしてその様な言動をしたのか理解したうえで忠告するほうが聞く耳を持ってもらえます。

職場の行事には参加しよう

ひと昔前なら職場の行事ごとは当たり前に参加する人が多かったのですが、最近では仕事とプライベートの区別をはっきりつける人が増えてきました。職場の行事は強制参加ではありませんので、その考え方を否定はできません。ただ、職場で良い人間関係を作るうえで必要な事ではないかと思います。
忙しい仕事の最中にコミュニケーションを取る事は難しいので、仕事を離れて上司や先輩とゆっくり話せる時間はある意味貴重です。仕事の相談や今後の目標などをゆっくり話せる事で上司や先輩看護師が自分を認めてくれる事も多くあると思います。また、普段は嫌な上司や先輩看護師だと思っていたのに、意外な優しさや頼りになる一面を見る事ができるのも職場の行事の良さです。円滑な上下関係を築く事で自分が困った時に力を貸してくれるようにもなります。ですのでなるべく参加する事をお勧めします。

悪口への対応を覚えよう

悪口陰口というものは残念ながらどの職場にもあります。多くの人が集まれば必ず合う合わないがでてきますが、女性同士の悪口ほど聞いていてつまらないものはありませんし、ましてや職場の悪口は聞く気にもなれません。ですが、悪口陰口は判断を誤れば対岸の火事では済まなくなる可能性もありますので上手な対応方法を覚えましょう。
まず悪口陰口を聞いたら絶対に否定しない事です。否定された人は面白くありませんので、次のターゲットを自分に定めてくる可能性が大です。ですので、適当に相づちを打ちながら話を聞いているふりをしましょう。ただ、そのままでは相手の話がエスカレートしそうな場合に、もうひとつの対応が必要です。それは話題を変える事です。悪口を聞き始めてすぐに話題を切り替えてしまうのは逆効果ですが、ある程度聞いたら相手を褒める内容に話題を変えたり、その人が気持ち良くなるような質問に切り替えるのも効果的です。例えば、○○さんはいつもキレイにしていますね！お勧めの化粧品はありますか？という具合です。悪口陰口がゼロになるのは難しいですが大切なのは自分が人の悪口陰口をいわない事です。